無垢床に憧れはあるけれど、
子どもがいると傷がつきそう
無垢床の家で子育てをするメリット、デメリットを知りたい
こんな人のための記事です
注文を検討している方が,「フローリングと無垢床のどちらがいいの?」と迷うケースは,非常に多いです。
- フローリングと無垢床の違いは何?
- 子育てにおすすめっていうけれど、本当?
- 数年後は、どうなっているの?
私も,家を建てる際に,10店舗以上のハウスメーカーや工務店に足を運び,どちらを選択するか迷いました。
人生で一番高い買い物といわれいる住宅。後悔したくないですよね
この記事では、これから無垢床で迷っている方に向けて、赤松の無垢床を採用した理由や,5年間子育てをしてきた感想をお伝えします。この記事を読めば、無垢床のメリットとデメリットが全て分かります。
- OMソーラーを5年間使用
- OMソーラーのメリット,デメリットを把握
- OMソーラー株式会社主催のセミナーに定期的に参加
- 無垢床(赤松)の平屋
- 4人の子育てパパ
- 自然素材の家で子育てできる幸せを実感中
家を建てた直後の床と5年後の家の床の写真を比較しながら,床の変化について解説します。子育てのために無垢床を検討している方は,最後までお読みください。
無垢床とフローリングとの違いは?
無垢床と一般的なフローリングは,製造と加工方法,メンテナンスの仕方が異なります。遠くからの見た目では,判断がつきにくいこともありますが,床の上を歩いてみたり,触ったりしてみると,全然違うことが分かります。
無垢床のメリット、デメリットです
無垢床の | メリット無垢床のデメリット |
---|---|
木材本来の質感や香りを味わえる 時間が経つごとに、風格や味わいが増す ダニやカビが発生しにくい※湿度を保てる | 水に弱く、変形したり傷がつきやすい 費用が高い |
無垢材の特徴とは?
無垢床とは,100%天然木を使用した無垢のフローリングです。無垢床の特徴は,次のとおりです。
- 木の質感やぬくもり,香りがある
- 湿気を取り込んだり,吐き出したりするなどの調湿機能がある
- 経年変化を味わえる
- 水に弱い
- 変形しやすく,傷がつきやすい
- 一般的なフローリングに比べて,費用が高いことが多い
「経年変化を味わえる」と「傷がつきやすい」は,相反することを意味しています。大切なのは,床の傷に対して,どちらの立場になって考えるかということです
みなさんは,子どもが物を落として傷をつけたときに,どのような心境になりそうですか?
ショックを受けるか,それとも,一つの成長として受け流すか…
傷に対して神経質になりそうな人は,無垢床をおすすめできません。無垢床は,傷そのものを経年変化として受け止める必要があるからです
無垢床に傷がついたときの心境によって,どちらを選択すべきかは変わってきます
複合フローリングの特徴とは?
次に,一般的なフローリングとは,合板を何層も貼り合わせて作られた複合フローリングです。特徴は,次のとおりです
- 水に強く,傷がつきやすい
- 無垢床に比べて,費用が安いことが多い
無垢と比べて費用を抑えることができるたえ,床材として多くのハウスメーカーや工務店で使われています。
フローリングは,傷や汚れに強いことが嬉しいですよね
無垢床を採用した理由は?
僕の家では,「赤松」を採用しました。複数のハウスメーカーや工務店を巡り,迷った末の結果です。新築を建てるなら無垢床がよかったのですが,費用を心配していました。
正直,そこまでお金をかけてよいか不安でした・・・
最終的に判断できたのは,ある工務店で家を作られたご年配の女性の話がきっかけでした。
その方は,鉄筋コンクリート造の家で子育てをし,リタイアするにあたり,無垢床の家に建て直したそうです。無垢床の家で過ごした感想の中に,もう一度無垢床の家で子育てをしたいという話がありました。そして,私のところに歩み寄り,自然素材で造られた家のよさを語ってくれました。
この女性が背中を押してくれたこともあり,無垢床にしようと決心することができました
無垢床の家は,子育てをするのに最適だと感じます
無垢床と一般的なフローリングで迷っている方は,実際に住んでいる方の感想を聞いてみることが大切だと思います
無垢床は子育てにおすすめ?
子育てをするなら,無垢床をおすすめしたいです。実際に5年間住んだ者として,このことは断言できます。無垢床で子育てをするメリットを紹介します
- 裸足の生活が心地よい(夏はベタベタしない,冬はあたたかい)
- 普段の掃除はルンバだけ
- 子どもとワックスをかける時間が楽しい
無垢床×子育ては,最高に相性がよいです
裸足の生活が心地よい(夏はベタベタしない,冬はあたたかい)
写真は,12月に部屋の中でなわとびをしている娘です。怒られるかもしれまんせが,室内でなわとびをすることも許可しています。
祖父母の家はフローリングでは,同じようになわとびをすることはできませんでした。なわとびをするために無垢床にしたわけではありませんが,無垢床の方が走り回りやすいようです
無垢材は柔らかいので,跳びはねても足に負担がかかりません。そのため,子どもたちは,元気に遊び回ることができるのでしょう。
また,冬はあたたかく,夏はべたべたしないため,裸足で生活できます。子どもが小さいうちは,裸足で生活すると,脳の発達がよくなったり免疫力が強くなったりするという調査もありますよね。信憑性は分かりませんが,子どもたちが楽しく生活できているので嬉しいです。
普段の掃除はルンバだけ
無垢材は手入れが面倒というイメージが強いという方もいるでしょう。
普段の掃除は,ルンバに任せています。
お菓子や飲み物を零したときに,その部分だけ掃除機や水拭きをする程度です。ルンバ最強です。我が家は,自動ゴミ収集タイプを使用しています
無垢床なら,ルンバで全てのゴミを回収できるといっていいでしょう。床も傷つきませんし,掃除はルンバが担当です
掃除の時間を子どもの着替えや洗濯といった他のことに使えるので,時間の節約にもなります。費用対効果の恩恵が高いです
子どもがワックスをかけられる
一年に数回ワックスをかけています。写真は,娘がワックスを染み込ませたぞうきんをかけている様子です。使っているものは,無垢床専用のワックスです。化学物質が入っていないため,子どもが手伝うことができます
ワックスといっても,そんな大がかりな準備はしません。希釈した液にぞうきんをつけ,子どもがぞうきんをかけるだけです
雨が降って外で遊べないときや学校に行く前のちょっとした隙間時間で行うことができます。遊びの延長として,ぞうきんをかけているようなものです
▼ミストデワックスについては,別記事でまとめています▼
無垢床の数年後はどうなっている?
5年目の床です。中央に傷があるのが分かりますか?
無垢床には,傷がつきものです。家のあらゆるところにあります
新築のときは,水分を拭くんだティッシュを一晩おいておき,へこみが治ったかどうか一喜一憂していました。でも,今はそんなことはしていません。
4人の娘がいると,正直,傷がつくことなんてどうでもいいです。傷=成長の証ぐらいのスタンスで生活しています
僕の家では,「赤松」という無垢をつかっています。赤ということだけあって,無垢床の色が濃くなってきました。最初は,白に近いですよね。味わい深い色に変わってきています。
無垢床は,傷やへこみも含めて経年変化を楽しむ方にオススメです
まとめ・無垢床のメリット,デメリット
この記事では,これから家を建てる方に向けて,無垢材の家で5年間子育てをしてきた感想を紹介しました。最後に,無垢床のメリット,デメリットをまとめます
メリット | デメリット |
---|---|
裸足の生活が心地よい(夏はベタベタしない,冬はあたたかい) 普段の掃除はルンバだけすむ 子どもとワックスをかけることを楽しめる | 傷やへこみがつきやすい 初期費用が高い |
無垢床にもいろいろな種類があります。実際に触ってみないと,無垢床の質感は分かりません。無料でサンプルを送ってくれる業者があります。無垢床に興味のある方は,一度無料サンプルを取り寄せしてみることをおすすめします
コメント