
ウッドデッキが汚れてきた



そろそろ塗り替えしたいけど,素人の自分でもできるかな
こんな人のための記事です。
ウッドデッキを放置しておくと
- カビやコケが繁殖しやすくなり
- 見た目が悪くなるだけでなく
- 滑って転んで,けがをする可能性もある
何より,後回しすることによって,メンテナンスに大きな出費が待っています
ウッドデッキの塗装は,DIYに全く興味がない私でもできています。この記事では,ウッドデッキを簡単に塗り替えるために必要な準備物や,塗装の手順などを詳しく解説していきます



自分で行うことによって,ウッドデッキに愛着を感じ,家時間を楽しむことができるようになります。ぜひ,最後までお読みください
ウッドデッキを塗り替えるのは1年に1回
ウッドデッキの塗り替え頻度は、一般的に次のとおり。
- 通常のメンテナンス:年1〜2回の再塗装が目安です
- 長持ちさせたい場合:半年や1年に1回の塗装がおすすめです
- 最低限のメンテナンス:3年を目安に塗装を行うと良いでしょう



私は長持ちさせたいので,毎年行っています。
ただし、塗装頻度は以下の要因によって変わります
- 気候や環境条件:地域によって異なる
- 使用頻度:手すりや頻繁に歩く箇所は劣化が早い
- 日光の当たり方:日当たりの強い箇所は劣化しやすい
適切なメンテナンスを行うことで、ウッドデッキの寿命を延ばすことができます。定期的な点検と必要に応じた塗装を行うことが重要です。
ウッドデッキを塗装するのは,春か秋
ウッドデッキの塗装は,春か秋の塗料の浸透がよくなる日に行いましょう
- 晴天で風が穏やかな日
- 気温が15~25°Cの日
- 湿度が40~60%の日
- 作業日の前後3日間雨が降らない日
最適な時間帯は午前10時から午後3時までです。この時間帯は夜露が残らず、塗料が乾燥しやすいためです。
反対に,おすすめしない日もあります。
避けるべき時期や条件は,
- 梅雨時期や湿度が高い日
- 真冬などの寒冷日
- 極端に暑い夏の日中
- 雨天や湿気の多い日
適切な時期と条件で塗装することで、仕上がりが美しくなり、耐久性も向上します。天気予報をよく確認し、塗装作業のスケジュールを立てることが重要です。
ウッドデッキを塗り替える~準備編~
塗装する時期が決まったら,道具の準備です。
- 服装:汚れてもよい服装と軍手
- 養生テープ
- キシラデコール(塗料)
- サンドペーパー(ウッドデッキの汚れをとる)
- ベンダー(隅を効率よく塗る)
- コテバケ(腰をかがめることがないため,負担が軽減)
DIY素人の方は,どれも必要です。
塗料は,キシラデコールがおすすめ
塗料は,キシラデコールがおすすめです
素人の方でも塗りやすく,耐久性がよい塗料です。大容量の方がお得ですが,4Lあれば十分足ります
サンドペーパーは,120~240番がおすすめ
ウッドデッキの汚れをとるなら,120~240番のサンドペーパーがあれば十分です。
- 240番の細かいサンドペーパーで汚れをとっていき,
- 頑固な汚れは180番程度の粗めを使う
- 削るというより整えるという感じ
慣れれば,小学生でもできる作業です
複数の種類が入っているサンドペーパーを用意すれば,汚れ具合に応じて使い分けることができます。迷ったら,240番で削ってみましょう。いろいろな種類があることで,ウッドデッキ以外の掃除などにも重宝します。



いろいろなサンドペーパーがあれば,キッチンや自動車の汚れも落とせることができます
ベンダー,のコテパケがあれば,効率よくきれいに濡れる
塗装で失敗しないためには,2つの道具がオススメです
1つ目は,隙間にベンダーを使うこと。
- 塗装が難しい細かい部分や隙間を
- 効率よく塗ることができ
- 全体的な作業時間を短縮
しかも,素人でも美しい仕上がりにすることができる
2つ目は,コテバケを使うこと。
- 塗料の吸収率がよいため
- 必要以上に塗料を使用することなく
- 効率的に塗装できます。
長柄に取り付けることができるため、腰をかがめずに立ったまま作業ができ、作業効率が向上します。



ベンダーも,コテバケも塗装する際に必需品です。DIY素人の方こそ,準備することをオススメします。
ウッドデッキを塗り替える手順
準備ができたら,いよいよ塗装の手順をみていきましょう
- ウッドデッキをきれいにする
- 塗料を付けたくない部分を養生する
- ウッドデッキに塗料をぬる
1つずつ詳しく見ていきましょう
①ウッドデッキをきれいにする~水洗いだけではNG~
ウッドデッキをきれいにする方法は,2つ。
- 水洗い
- サンドペーパーでこする
正直,最初の頃は,水洗いだけをしていました・・・サンドペーパーを用意するのも,削るのも面倒だったからです
でも,結局汚れが落ちていない部分に塗料を塗ってしまってあまりきれいになりませんでした



私と同じような後悔をしたくない方は,サンドペーパーで削る手順をサボらないようにしましょう
私は,子どもたちに作業をしています。普段とは違うことができるので,子どもたちも大喜びです
ウッドデッキが完全に乾燥したら,次のステップです。
②塗料を付けたくない部分を養生する。
正直,数年間こんな当たり前のこともできませんでした
養生しないと,どうなるかみなさんは分かりますよね
数年前の自分に言い聞かせたいです。時間はかかるけれど,養生はしなさいと・・・
今は,きちんと養生できるようになりました
- 塗装したくない金具
- ウッドデッキ周辺の窓や外壁
- 庭の芝生や植木,花など



マスキングテープやビニールシートなどを使用して,必要な部分を全て丁寧に覆いましょう
養生するときは,網戸やガラスなど、目立つ箇所に特に注意を払い、しっかりとテープで保護します。思いもよらぬ場所に塗料が飛ぶ可能性があるため、広範囲に養生を行うことが重要です。養生作業を怠ると、余計な部分を塗料で汚してしまう可能性があるため、慎重に行いましょう
③ウッドデッキに塗料をぬる
清掃,養生が終わったら,いよいよ塗装です
- 塗装缶をよくふって,均一に混ぜる
- 隅・端・デッキの間など,塗りにくい箇所を先に塗装する
- 塗りやすい場所は,最後に塗装する
- 十分に乾燥させた後,2回または3回塗り



乾燥時間は,半日程度をみておきましょう。
ただし,塗料の種類やその日の気温などによって変わります。塗料缶に記載されている乾燥時間を守り,指で押さえて指紋やへこみがつかないことを確かめてみるといいです。
まとめ:ウッドデッキを自分で塗ると,家時間が好きになる
DIYに全く興味のない私でも,ウッドデッキは毎年塗り続けています
- 娘がおもちゃを落としたときにつけた傷が見つかったり
- 手伝ってくれる子どもの成長に気づいたり
毎年,新しい発見に気づきます
ウッドデッキのメンテナンスは,業者の方にお願いする方法もあります
でも,個人的には,”ちょっと面倒でも”自分たちでやってみることをおすすめします
理由は,家時間が好きになる可能性”大”だからです!l
最後までお読みいただきありがとうございました